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5300 (システム) : ミニ英和和英辞書
5300 (システム)
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


5300 (システム) ( リダイレクト:5300 (放送) ) : ウィキペディア日本語版
5300 (放送)
5300とは、日本放送協会(NHK)で使用されているニュース制作システムの通称。「ごーさんまるまる」と発音される。
== 概要 ==
;名称とその由来
このシステムは「新ニュースセンター・制作情報システム」であり、記事名の「5300」とは、その制作情報システムの通称名(愛称)である。
当初このシステムを運用するために導入された端末が日本電気(NEC)の32ビット・ワークステーション「N5300」であり、この型番がこのシステムの(通称名の)由来である〔運用に使用している機材の型番や機種名がそのまま愛称となり、業務上の一般名称へと変化していくケースはこの「5300」に限らず(またNHKや放送業界に限らず)、多数存在する。〕。
;導入の経緯と背景
1988年2月、NHK放送センター内に新たな「ニュースセンター棟(放送センター北館)」が完成し、それと時を同じくして運用を開始している。完成当初の運用トレーニング期間を経て、NHKから放送されるすべてのニュース番組が北館での制作に切り替えられた1989年2月より正式に運用を開始した。
このシステムは所謂「業務(取材)支援システム」でもあり、取材から放送まで時間が短い日常のニュース送出を支援する目的で、最新鋭のコンピューターを利用して全国、海外支局をも包括した新システムとして構築された。
システム導入当初は現在のようにインターネットが日本では商用として立ち上がっておらず(黎明期にあたる。日本での本格的なインターネットの普及は1994年頃とされている)、独自の通信回線を敷いていたことから、東京・渋谷のニュースセンターと各地の放送局や支局・通信部など固定拠点とを結ぶネットワークとして整備された。後のインターネットの普及や光ファイバーなど通信回線の整備と共にシステムも改良が加えられ、現在のシステムへとつながっている。
;システム自体の概略
システムとしては、「制作情報システム」と「原稿システム」から成り立つ。「原稿システム」とは、ニュース放送用として使用する「読み原稿」(アナウンサー、キャスターがテレビやラジオのニュースで読み上げる原稿のこと)を作成するためのシステムである。
全国および海外のNHK放送局・支局・通信部・記者クラブ間に構築された専用LANで結ばれている。
2010年時点での環境として、端末はデスクトップベースではワークステーションを改良したものが使用され(導入初期と基本はほぼ変わっていない)、外部(取材現場や記者クラブなど出先)ではNECのLaVieを流用したノートパソコンを使用している。なおシステムにアクセスが可能な者は制限されており、記者報道局(首都圏放送センターを含む)所属のディレクターカメラマンに限られる。
記者は貸与されたラップトップパソコンソフトを入れることで、外出先からのダイヤルアップによるアクセスも可能。これにより取材現場から最新情報を報道局(首都圏放送センターを含む)および各地の放送局へ即座に伝えることが可能となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「5300 (放送)」の詳細全文を読む




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